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大使・公使の調べ方

本国を代表して外交任務を行う資格を持つ外交官のうち、大使館の長として外交使節団の中で最高の席次を有するものを「大使」、これに次ぐ地位にあるものを「公使」と言います。ここでは、日本の大使・公使および駐日の外国大使・公使の調べ方について、ご紹介します。

なお、【 】内は当館請求記号です。

目次

1. 大使・公使とは
 1-1. 大使
 1-2. 公使
2. 調べ方
 2-1. 日本の大使・公使の調べ方
 2-2. 駐日外国大使・公使の調べ方

1. 大使・公使とは

1-1. 大使

大使とは、外交使節の最上級の階級です。常駐的に外国に派遣される「特命全権大使」を指すのが一般的ですが、臨時的外交使節として大使が外国に派遣される場合もあります。

大使の主な任務には、本国を代表し、接受国政府と直接外交交渉を行うことや、本国の国益の増進および本国民の生命・財産の保護に努めること、接受国の情勢の把握に努めて報告することなどがあります。

なお、大使は、外交官としての外交特権(身体等に対する不可侵、裁判権からの免除等)を有します。

1-2. 公使

正式には「特命全権公使」と言います。外交使節の一種で大使に次ぐ地位にあり、他の使節団員とともに外交使節としての大使の務めを補佐しますが、実質的な地位、職務、特権については大使と何ら異ならないとも言われます。

なお、公使は、大使と同様の外交特権を有します。

2. 調べ方 

2-1. 日本の大使・公使の調べ方

大使および公使は外務省の出先機関である在外公館に勤務する公務員です。公務員の人物情報の一般的な調べ方を記載した「公務員の人物情報を調べる」もご参照ください。

以下では、特に大使および公使を調べる際に有用なおもな情報源をご紹介します。

インターネット情報等
  • 在外公館長名簿外部サイトへのリンク(外務省)https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/meibo/index.html
    大使の最新の情報として在外公館長の名前が掲載されています。

  • アジア歴史資料センター外部サイトへのリンク(国立公文書館)https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/default
    戦前期の大使および公使については、アジア歴史資料センターの有する文書からたどることができます。以下の資料群階層に、日本の在外公館の大使・公使・館員・駐在武官の任免に関する文書が所収されています。

    アジア歴史資料センター > 外務省外交史料館 > 戦前期外務省記録 > 6門 人事 > 1類 官制及官職 > 5項 任免、賞罰、恩給其他

  • 官報情報検索サービス外部サイトへのリンク(国立印刷局)(会員制有料データベース)
    昭和22年5月3日から当日発行分までの官報が全文検索できる当館契約データベースです。
    キーワードに国名や「特命全権大使」「公使」等を入力し、「掲載項目の指定」で「人事異動」のみにチェックを入れると、よりスムーズに検索することができます。
    東京本館では議会官庁資料室および科学技術・経済情報室の特定端末、関西館では総合閲覧室の特定端末で利用できます。

年史、辞典等
  • 日本官僚制総合事典 : 1868-2000国立国会図書館の所蔵情報へのリンク』(秦郁彦編 東京大学出版会 2001【AZ-331-G77】)
    「戦前期篇(1868-1947)」の「B 在外公館」(pp.40-67)に、各国駐在の書記官・参事官等の一覧が収録されています。
    「戦後期篇(1947-2000)」の「B 在外公館」(pp.517-534)に、各国駐在の大使・公使等の一覧が収録されています。

  • 日本外交史辞典 新版国立国会図書館の所蔵情報へのリンク』(外務省外交史料館日本外交史辞典編纂委員会編 山川出版社 1992【A2-E18】)
    巻末の付録に「主要在外公館長一覧」(戦前期:pp.64-94), (戦後期(~1990年):pp.95-143)が掲載されています。

  • 日本外交史 別巻 3 (年表・1842(天保13)-1972(昭和47))国立国会図書館の所蔵情報へのリンク』(鹿島平和研究所編 鹿島研究所出版会 1974【A99-Z-8】)
    巻末の付録に「各国駐在大・公使一覧」(~1970年)(pp.595-644)が掲載されています。

  • 日本外交年表並主要文書 下巻国立国会図書館の所蔵情報へのリンク』(外務省編 原書房 1966【319.1-G13n-h】)(国立国会図書館デジタルコレクション:国立国会図書館/図書館送信参加館内公開)
    「I. 外務省職員歴任表 六.在外日本国外交官(~1953年2月)」が附表pp.6-47(440-460コマ)に収録されています。

  • 在外公館リスト国立国会図書館の所蔵情報へのリンク』(外務省大臣官房 [19--]-2008【Z41-5531】
    ※1988-2008年(1987国立国会図書館の所蔵情報へのリンク

    1988国立国会図書館の所蔵情報へのリンク年分は別書誌)
    在外公館の住所および在外公館の長として大使の名前が掲載されています。

2-2. 駐日外国大使・公使の調べ方

インターネット情報
  • 駐日各国大使リスト外部サイトへのリンク(外務省)https://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/po/page22_001327.html
    大使の最新の情報として在外公館長の名前が掲載されています。
    公使については掲載がありませんが、「駐日外国公館ホームページ外部サイトへのリンク」の各国駐日大使館のページに掲載されていることがあります。
  • アジア歴史資料センター外部サイトへのリンク(国立公文書館)https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/default
    戦前期の大使および公使については、アジア歴史資料センターの有する文書からたどることができます。以下の資料群階層に、駐日外国公館員の任免に関する文書が所収されています。

    アジア歴史資料センター > 外務省外交史料館 > 戦前期外務省記録 > 6門 人事 > 1類 官制及官職 > 8項 外国大、公使館員及領事館員

年史、辞典等
  • 日本官僚制総合事典 : 1868-2000国立国会図書館の所蔵情報へのリンク』(秦郁彦編 東京大学出版会 2001【AZ-331-G77】)
    「戦後期篇(1947-2000)」の「C 外国の日本駐在外交使節」(pp.534-542)に一覧が掲載されています。

  • 日本外交史辞典 新版国立国会図書館の所蔵情報へのリンク』(外務省外交史料館日本外交史辞典編纂委員会編 山川出版社 1992【A2-E18】)
    巻末の付録「主要国駐日大・公使一覧」(~1990年)(pp.144-161)に一覧が掲載されています。

  • 日本外交史 別巻 3 (年表・1842(天保13)-1972(昭和47))国立国会図書館の所蔵情報へのリンク』(鹿島平和研究所編 鹿島研究所出版会 1974【A99-Z-8】)
    巻末の付録「各国駐在大・公使一覧」(~1970年)(pp.595-644)に一覧が掲載されています。

  • 世界諸国の制度・組織・人事 : 1840-2000国立国会図書館の所蔵情報へのリンク』(秦郁彦編 東京大学出版会 2001【A2-G28】)
    一部の国について「外交」の項に駐日大・公使等の一覧が収録されています。

  • 日本外交年表並主要文書 下巻国立国会図書館の所蔵情報へのリンク』(外務省編 原書房 1966【319.1-G13n-h】)(国立国会図書館デジタルコレクション:国立国会図書館/図書館送信参加館内公開)
    「II.在本邦各国外交官歴任表(~1953年2月)」が附表pp.48-76(461-475コマ)に収録されています。

  • Diplomatic list Jun.1953-Dec.1985国立国会図書館の所蔵情報へのリンク』(Gaimusho 1953.6-1985.12【AZ-631-1】)

  • Diplomatic list国立国会図書館の所蔵情報へのリンク』(Gaimusho Protocol Office, Gaimusho [19--]- 【Z61-B47】 (120) 1986.4- (140) 1994.12)

  • Diplomatic list Oct. 2004国立国会図書館の所蔵情報へのリンク』(edited by Protocol Office, Ministry of Foreign Affairs National Printing Bureau 2005.1【A112-B74】

    駐日大使館等の住所および特命全権大使を筆頭とした職員名簿です。

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