トップ調べ方案内科学技術・医学生物学・農学生化学>代謝経路について調べる

代謝経路について調べる

代謝経路について調べるための資料には、以下のようなものがあります。
【 】内は当館請求記号です。(目次)は当館作成目次データベースへのリンクです。

目次

1. 代謝経路とは
2. 生合成・エネルギー生成
3. 薬物・毒物の分解・排出

 

1. 代謝経路とは

代謝経路とは、代謝における一連の化学反応の道筋を指します。代謝は、生体内で行われている化学反応のことを言い、大きく2つに分かれています。1つは同化(化学的に簡単な物質から複雑な物質を合成すること)で、もう1つは異化(複雑な物質から簡単な物質へ分解すること)です。

参考:
『日本大百科全書』 (小学館 1994.1 【UR1-G71】)
『生化学辞典』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク (第4版 東京化学同人 2007.12 【RA2-J1】)

 

2. 生合成・エネルギー生成

  • 『生化学データブック. 1 (生体物質の諸性質・生体の組成)』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク (東京化学同人 1979.11 【RA71-222】) (目次)
  • 『生化学データブック. 2 (代謝と栄養.遺伝・微生物・細胞・免疫.生化学的技術)』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク (東京化学同人 1980.6 【RA71-222】) (目次:本編 別冊
    第1巻「生体物質の諸性質・生体の組成」、第2巻「代謝と栄養.遺伝・微生物・細胞・免疫.生化学的技術」、別冊「代謝マップ:経路と調節」の全3冊からなる資料で、生化学実験を行うにあたって必要なデータを収載しています。データには、使用のための解説が付いているほか、データの出典も明記されており、各巻末には索引があります。
    別冊「代謝マップ:経路と調節」では、代謝経路の中でも代謝の律速段階やその調節因子などを抽出して、必要に応じてその特徴や存在、種差などについて説明しており、第1章が代謝総論、第2章が代謝調節総論、第3-16章が代謝・合成・調節の各論となっています。一部の代謝は、動物、植物、微生物など分類別に解説されており、掲載されているマップ数は、全部で92点になります。別冊の巻末には、化合物索引と酵素索引(共に50音順)があります。
  • 『図解生理学』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク (第2版 医学書院 2000.10 【SC71-J49】) (目次)
    ヒトの生理機能全般の基本事項の入門的解説書です。基本的に見開きで左が図表、右が解説という構成になっています。代謝に関する記述はpp.238-263にあり、糖質、脂質、蛋白質の代謝についてはそれぞれの分布、分解、合成についての記述とともに経路図などが掲載しています。また、エネルギー代謝の項目では基礎代謝率(BMR)、運動と代謝の項目では呼吸・循環機能との関係や、筋肉におけるエネルギー産生とその調節との関係などについて記述しています。巻末に50音順索引があります。
  • 『栄養・食糧学データハンドブック』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク (同文書院 2006.1 【PC25-H140】) (目次)
    栄養科学・食糧科学に関する様々なデータを収載、解説した資料です。本文は全14章に章立てされ、第2章「栄養素の代謝と機能」(pp.53-110)において、糖質、アミノ酸、脂質、核酸、ビタミン、ミネラルの代謝・分解について記述しています。特にビタミンについては、多くの代謝図を掲載しています。また、化学系の解説だけではなく、第12章で規格、第13章で栄養教育・指導、第17章で法規・政策なども扱っています。巻末にキーワード索引があります。
  • KEGG: Kyoto Encyclopedia of Genes and Genomes外部サイトへのリンク (京都大学化学研究所、東京大学医科学研究所) (http://www.genome.jp/kegg/kegg_ja.html)
    KEGGは、システム情報、ゲノム情報、ケミカル情報、ヘルス情報に大別された 17 の 主要データベースから構成される「生命システム情報統合データベース」です。京都大学化学研究所によって開発され、その後、東京大学医科学研究所と開発を分担し、維持されています。
    ホーム>KEGG PATHWAY外部サイトへのリンク(http://www.genome.jp/kegg/pathway.html)にて、特定の物質(群)(例:beta-alanine)の代謝の仕組み(含:図解された代謝経路)を一覧から調べることができます。また、上部の検索窓に物質名を入力することでも調べられます。

 

3. 薬物・毒物の分解・排出

  • 『環境化学物質の代謝とその周辺』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク (日本公衆衛生協会 2003.12 【SC81-H77】) (目次)
    環境化学物質について、代謝過程と毒性に関する情報を系統立ててまとめると同時に、毒性・発がん性などの因果関係ついても触れた資料です。代表的な29種の化合物(群)と5種の重金属のほか、遺伝毒性、チトクロムP450(CYPs)、ペルシオキシゾーム増殖剤活性化受容体(PPARα)などを扱っています。化合物・重金属では、名称、物理化学的性質(構造、CAS番号、分子式、分子量、原子量、別名、融点、沸点、比重、蒸気密度、蒸気圧など)、用途、ヒトへの曝露基準値、毒性、体内動態、代謝、今後の課題、参考文献などを記載しており、特に代謝は図を伴って解説しています。
  • "Metabolic pathways of agrochemicals"国立国会図書館の所蔵情報へのリンク (Royal Society of Chemistry c1998-c1999 【RB87-A25】) (目次:pt.1 pt.2
    農薬の代謝経路を中心に解説した全2巻の資料であり、pt. 1は除草剤・植物成長調節物質、pt. 2は殺虫剤・殺菌剤を扱っています。化合物ごとに、名称、用途、作用機序、一般名、化学名、CAS番号、分子式、分子量、構造、水溶解度、土壌吸着定数(KOC)、蒸気圧、オクタノール・水分配係数(logKOW)、酸解離定数(pKa)、代謝経路(化学分解、土壌中での分解、植物での分解、動物での分解)、参考文献を記載しています。各巻末に一般名・化学名・CAS番号索引があります。

 

関連する「調べ方案内」

  • 国立国会図書館
  • 国立国会図書館オンライン
  • 国立国会図書館サーチ
  • 国立国会図書館デジタルコレクション
  • ひなぎく
  • レファレンス協同データベース
  • 本の万華鏡
  • 参考書誌研究