地形図の地図記号

地図記号とは、「地図上で事物や現象をあらわすための記号」のことです。年代や地図の種類に応じて様々な地図記号がありますが、このページでは国内の官製地形図の地図記号の調べ方についてご案内します。【】内は当館請求記号です。

1.地図記号の見方

東京本館地図室では、地図記号が何を示すか迷った時に参考となるように、次のような資料を開架しています。

2. 地形図の図式の変遷

国土地理院で発行している地形図の図式(地図に表示する記号、文字等すべての事項についての規定)は、明治初期に制定されて以来20回以上変更が行われています。その変遷が確認できる資料には、次のものがあります。

  • 大森八四郎編「地形図図式変遷表」(『地図』vol.2 no.2 1964 日本国際地図学会【Z15-217】)
    明治33年式から昭和30年式までの地形図図式の地図記号が確認できます。
  • 測量・地図百年史編集委員会編『測量・地図百年史』(国土地理院 1970 【ME51-3】)(地図室開架)
    明治24年式から昭和30年式までの地形図図式の地図記号が確認できます。
  • 『地形図集』(建設省国土地理院 1984 【ME61-84】)(地図室開架)
    明治24年式から平成元年式までの5万分1地形図図式と昭和61年式までの2万5千分1地形図図式の地図記号が確認できます。
  • 『地図記号のうつりかわり』(日本地図センター 1994 【ME61-H66】)(地図室開架)
    明治28年式から平成元年式までの5万分1地形図図式と昭和61年式までの2万5千分1地形図図式の地図記号が確認できます。
  • 日本国際地図学会編『日本主要地図集成』(朝倉書店 1995 【G62-E21】)(地図室開架)
    明治33年式から平成元年式までの5万分1地形図図式と昭和61年式までの2万5千分1地形図図式の地図記号が確認できます。

3. 個別の図式

個別の図式に関連する資料には、次のものがあります。
禁電子式複写」の資料は、劣化のため即日複写ができず、白黒の後日郵送複写のみです。

4. 関連サイト