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貿易に関する統計

貿易に関する統計には以下のものがあります。貿易統計は国や機関、輸出・輸入でも、対象期間、定義、分類、表示通貨などが異なります。利用にあたっては各統計の収録範囲や定義を確認してください。(【 】内は当館請求記号です。請求記号が記載されていないものは、版によって請求記号が異なります。資料ごとの所蔵を調べるには、NDL-OPACでタイトルを入力して検索してください)。

<目次>
1. 対日本(近年)
 1.1. 総合
 1.2. 品目別、国別 
 1.3. 港・空港別
 1.4. 業種別
2. 対日本(過去)
 2.1.  大日本外国貿易年表、日本外国貿易年表
 2.2.  長期統計その他
3. 諸外国
4. 貿易統計の基礎知識
4.1. 貿易統計とは
4.2. 主な商品分類 
 

1. 対日本に関する貿易(近年)
1.1. 総合
財務省貿易統計:統計表一覧(ダウンロードページ)外部サイトへのリンク
財務省ホームページ内にある、日本の貿易統計データを入手するための最も基本的な情報源です。1988年以降の年間データ(12月分が年間の累計になります)、1998年以降の月間・年間データを収録しており、品目別、国別、運送形態別(航空貨物、海上コンテナ別)、税関別(港、空港別)に輸出・輸入の数量、金額を入手することができます。これらのデータは、同サイト内にある検索ページ外部サイトへのリンクで品目、国名、年を指定して表示させることができます。
また、同サイト内にある貿易統計過去データ外部サイトへのリンクに1970~1987年の品目別、国別の年間データの統計表がPDFファイルで掲載されています。データは統計品目番号で掲載されており、それぞれ「輸出統計品目表」外部サイトへのリンク「輸入統計品目表(実行関税率表)」外部サイトへのリンクで確認します。

1.2. 品目別、国別
●『日本貿易月表』(日本関税協会 月刊 【Z3-807】 外部サイトへのリンク
上記の財務省の貿易統計データベースの紙媒体です。品別国別(月刊)、国別品別(年刊)が刊行されています。 
<品別国別>
品目別に相手国との月次の輸出入状況を表しています。月ごとの累計も掲載されるので、12月号を見れば年間累計を知ることができます。
前半は輸出の部、後半は輸入の部で構成され、それぞれ品別表(単位は価額)、品別国別表(単位は数量と価額)、国別表(価額)が掲載されています。品目分類は『輸出統計品目表』(日本関税協会 年刊)、『実行関税率表』(日本関税協会 【CZ-373-26】外部サイトへのリンク)に基づいており、価額表示は円です。一般的な品目名から該当する統計品目番号が属する部を推察するには、『輸出統計品目表』巻末にある五十音順品名「索引」が有用です。
<国別品別>
毎年1回12月号として刊行されます。前半は輸出の部、後半は輸入の部で構成され、それぞれ各国別に品目別の統計が掲載されています。表は国名・品目符号順の数量と価額(円)で構成されており、品目名は巻末の「輸出統計品目表」と「輸入統計品目表」を参照する必要があります。

●『世界各国間貿易統計年報』(オムニ情報開発 年刊 【Z3-B194】外部サイトへのリンク
財務省の通関統計を編集・加工した資料で、国別輸出入額、品目別輸出総額、品目別輸入総額、国別品目別輸出、国別品目別輸入の5部構成です。通関統計で使われているHSの統計番号を、国連のSITCの商品品目に変換して記載しており、番号ではなく品名で調べることができます。

貿易・投資・国際収支統計外部サイトへのリンク
ジェトロ(日本貿易振興機構)内にあり、貿易統計の項目にある「ドル建て貿易概況」で国別やHS6桁の品目別の貿易データを円及び米ドル、数量などで入手することができます。

1.3. 港・空港別
●『外国貿易概況』(日本関税協会 月刊 【Z3-681】外部サイトへのリンク) 
『日本貿易月表』を外国貿易概況品目分類基準表(HS(国際統一商品分類)に準拠した輸出入統計品目表及びSITC(標準国際貿易商品分類)、日本標準産業分類などを参考にして作成されたもの)に基づいて集計し直したものです。
集計の主な項目として、輸出入総額、地域(国)別輸出入額、品別輸出、品別輸入、貿易指数のほかに、主要港別輸出入額、航空貨物主要商品別輸出入額、貿易船入港隻数及び純屯数などがあり、港や空港別や輸出入の手段による統計も得られます。価額表示は円です。
各表は年、四半期、月別と時系列に掲載されており、過去3年程度の変化を知ることも可能です。月刊ですが、累計も掲載されるので、12月号には年間累計が掲載されます。

1.4. 業種別
●『企業活動基本調査報告書 第2巻 事業多角化等統計表』(経済産業省大臣官房調査統計グループ 年刊)
企業活動基本調査は、従業員50人、資本金3,000万円以上の会社を対象とした調査で、第2巻収録の表「産業別、直接輸出企業数、直接輸出企業の売上高、直接輸出額、地域別及び商品類別の直接輸出額、直接輸出比率別企業数」と「産業別、直接輸入企業数、直接輸入企業の仕入高、直接輸入額、地域別及び商品類別の直接輸入高、直接輸入比率別企業数」には、自社名義で通関手続を行った輸出入額や商品類別の輸出入額が産業分類別に掲載されています。経済産業省ホームページ内企業活動基本調査外部サイトへのリンクに平成11年以降のデータが掲載されています。


2. 対日本(過去)
2.1.  大日本外国貿易年表、日本外国貿易年表
●『大日本外国貿易年表』(雄松堂フィルム出版 1964 【YD-212】外部サイトへのリンクマイクロフィルム資料)
慶応2年~昭和39年の通関統計を収録しています。『各港輸出物品斤量代価表』(慶応2年~明治5年)に始まり、昭和39年の『日本貿易年表』まで収録しているので、本資料一つで対象期間のほとんどの年間統計を網羅できます。収録内容の詳細については、丸善雄松堂株式会社ホームページ内「日本貿易年表」外部サイトへのリンクのページに目録が掲載されています。
※収録タイトルの一部は、冊子体でも所蔵しており、また、その多くが立国会図書館デジタル化資料に収録されています。代表的なタイトルには下記のものがあります。

●『大日本外国貿易年表』(大蔵省)
・明治15、17-44年、大正元、2、3-10年(各上・下篇)、13年上篇、大正14年~昭和3年【14.4-220】
・明治15年~大正9年:【DT732-E3】
● 『日本外国貿易年表』(大蔵省編 年刊 東洋書林)
・昭和4~13年、14年上・中、18年上、19-23年上:【DT732-E3】
・昭和24~35年:【678.91-O635n外部サイトへのリンク
●『日本貿易年表. 昭和8-39年(大蔵省関税局 【678.91-O635n】外部サイトへのリンク

2.2.  長期統計その他
●『日本貿易精覧』( 東洋経済新報社 1975 昭和10年刊の複製 【DT732-19】外部サイトへのリンク
「大日本外国貿易年表」「外国貿易月表」「台湾貿易年表」「朝鮮貿易年表」等に掲載された統計データを項目ごとに明治元年~昭和8(又は9年)まで排列した、長期統計資料です。
内地及樺太外国貿易之部、朝鮮外国貿易及対内地貿易之部、諸表、貿易指数の4部構成で、巻末に「増補 昭和1~24年貿易統計」を付しています。
増補版【678.91-To612n-(h)】(国立国会図書館デジタルコレクション収録(館内限定公開))があります。

●『商品生産輸出入物量累年統計表. 1871年(明治4年)~1960年(昭和35年)』(有恒書院 1980 【DT732-36】外部サイトへのリンク
510品目の商品の生産及び輸出入の年次統計を、明治4年から昭和35年まで排列した資料です。官庁統計のほかに民間統計からの引用や、著者の推計が含まれており、表示が物量であることが特徴です。

●『通商白書』(経済産業省 年刊) 
昭和24年創刊。貿易統計の概略が掲載されています。

●『外国貿易概況』(日本関税協会 月刊 【Z3-681】外部サイトへのリンク
 昭和27年創刊。


3. 諸外国の貿易
●『ジェトロ貿易投資白書』(ジェトロ 年刊 【Z41-461】外部サイトへのリンク
第2部の「国・地域別編」に世界約60の国と地域の経済概況と貿易投資動向の解説とともに、各国の政府資料等による主要品目や地域別の統計を掲載しています。
ジェトロホームページ内ジェトロ貿易投資白書外部サイトへのリンクに2009年以降の全文が掲載されています。

●『貿易統計年鑑』(国際連合統計局編 原書房 年刊 【Z41-11】外部サイトへのリンク
"International Trade Statistics Yearbook"(United Nations 年刊 【Z61-B138】外部サイトへのリンク)の翻訳です。原書は1950年版、日本語訳は1953年版から刊行されています。
約180の国と地域の主要相手国及び個々の輸出入商品の年間統計で、商品別統計はSITC変換して表示されています。金額の表示は米ドルです。
第1巻では、アルファベット順に主要国・地域別輸入、主要国・地域別輸出、主要商品別輸入、主要商品別輸出、経済カテゴリー分類別輸入を掲載しています。第2巻はSITC小分類(3桁)による商品別表を掲載しています。
1962年以降を収録したデータベースUN Comtrade database(有料契約制)があります。

United Nations Commodity Trade Statistics Database外部サイトへのリンク
国連統計局ホームページ内において上記のUN Comtrade databaseの一部を公開しています。国名や商品分類での検索が可能で、国別データは上位5カ国が表示されます。

●"World Trade Annual "(Walker 年刊 全5巻 【Z61-B37】外部サイトへのリンク
●"Supplement to the World Trade Annual"(Walker 年刊 全5巻 【Z61-F41】外部サイトへのリンク)
国連統計局のデータに基づき作成された資料で、品目別・国別に、主要相手国との輸出入量、額が掲載されています。統計品目はSITC細分類(5桁)まであり、価額は米ドル表示です。
"World Trade Annual "は品目別国別、"Supplement to the World Trade Annual"は国別品目別に編集されています。

Trade Statistics(International Trade Centre(UNCTAD/WTO))ic_link.png
外部サイトへのリンク
ITC(International Trade Centre)のHP内にある、220の国と地域の主要相手国及び個々の商品・サービスの輸出入統計で、国連統計局のデータに基づいています。2001年以降の年次データを収録しており、品目分類HSコード4桁までの1200品目について一般公開しています。金額は米ドル、日本円など16の通貨で表示させることができます。
データは本ページからリンクを貼ってある商品統計、サービス統計の統計表(品別国別・輸出入別、国別品別・輸出入別)や、light version of Trade Mapic_link.png(品目をキーワードで検索可能)から見ることができます。

●"Direction of trade statistics : Yearbook" (International Monetary Fund 年刊 【Z61-B432】外部サイトへのリンク)
約180カ国の過去7年間の輸出入額(米ドル単位)を地域及びアルファベット順の国別に一覧することができます。巻頭にはworld、industrial countries、developing countriesのカテゴリーでの輸出入額も掲載しています。品目別のデータはありません。年刊のほかに季刊の同名資料も刊行されています。

Statistical Yearbook of the League of Nationsic_link.png
Northwestern University Libraryのデジタルコレクションのサイト内に掲載されています。国際連盟(LN)の統計年鑑1926~1944年分のPDF版が掲載されており、「Commerce, Transports and Communications 」や「trade」の項に、国別の輸出入統計が収録されています。

●世界各国の貿易統計情報WEBリンク集(ジェトロHP内)
ジェトロホームページ内テーマ別調べ方ガイドic_link.pngに掲載されています。
 トップ >世界の貿易統計を調べるには:インターネットで調べる


4. 貿易統計の基礎知識
4.1. 貿易統計とは
貿易統計とは、輸出または輸入された貨物についての統計で、いわゆる通関統計のことです。税関を通過する際に提出された輸出申告書、輸入申告書、積み戻し申告書などに基づいて作成されています。貿易統計は他国との商品取引を表し、世界経済の動向を知ることのできる代表的な指標です。

(参考)
よくある質問ic_link.png(財務省貿易統計HP内)
テーマ別調べ方ガイドic_link.png(ジェトロHP内)
・日本の貿易統計を調べるには
・世界の貿易統計を調べるには

4.2 主な商品分類
世界各国の貿易統計に用いられている主な商品分類体系には、HSとSTICがあります。

・HS(Harmonized Commodity Description and Coding System:国際統一商品分類)
「商品の名称および分類についての統一システムに関する国際条約」に基づく商品分類システムで、現在、WCO(世界税関機構)が作成しています。コードの桁数は9~10桁で、6桁までは世界共通です。7桁目以降の細分類は各国独自となっており、また、同一国でも輸出入により異なります。
・ SITC(The Standard International Trade Classification:標準国際貿易商品分類)
UN(国際連合)が作成しています。コードの桁数は5桁 まであります。

日本の財務省貿易統計で用いる9桁の統計品目番号は、6桁目まではHS(国際統一商品分類)に基づいており、輸出入とも共通ですが、7桁目以降の国内細分については輸出と輸入では必ずしも同じではありません。それぞれ「輸出統計品目表」ic_link.png「輸入統計品目表(実行関税率表)」ic_link.pngで確認します。各品目表には統計番号ごとに該当の品名が一覧表で掲載されていますが、キーワードから番号を検索することはできません。調べ方は財務省貿易統計HP内の「9桁の統計品目番号を知りたい」ic_link.pngにも掲載されています。

(参考)
『HS商品インデックス : HSコードが誰でも簡単に素早く探せる. -- 改定版』国立国会図書館の所蔵情報へのリンク( 日本関税協会 2012 【D2-J278】)
HSコードをスムーズに検索するために、「実行関税率表」を基準に作成された資料です。第1編「品目名五十音順」は品目名の五十音順、第2編「HSコード2桁順」はHSコードの類(2ケタ)順(類の中は品目名の五十音順)で構成されており、品目名からHSコード(4桁)を参照できます。


貿易統計に関するレファレンス事例としてレファレンス協同データベースic_link.pngの中に次のようなものがあります。

戦前の繊維製品の輸出統計
ボーキサイトと金の輸出額(輸出量)
金型の輸出入量

 

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